現在学校の安全対策としてガラス飛散防止フィルムが多用されています。
阪神淡路大震災直後の映像には窓ガラスの飛散状況が、
多くの建物に見受けられました。
阪神淡路大震災以降はガラスの安全対策工事として、
飛散防止フィルムは更に脚光を浴びその施工が加速されました。
近年では原発停止などの問題から安全対策に加え、
省エネも兼ねてフィルムが施工される場合もあります。
さて、今回は教会におけるガラスの安全対策です。
教育設備専門なのになぜ教会?
その理由ですが私立学校では宗教を、
母体にした学校が意外に多くあります。
当社のお客様でもカソリック系、プロテスタント系などがあり、
過去においては仏教系の学校様の工事も受注させていただいたことがあります。
ということでちょっと変わったロケーションなので、
今回の施工事例とさせていただきました。
写真は鎌倉市の某私立小学校様からのご依頼の安全対策工事です。
教会内のトップライトのガラスに飛散防止フィルムを施工しました。
築年数も古くガラスの固定に硬化パテを使った鉄枠の引き戸です。
これは許容応力が低く今時のサッシなどに比べ、
ガラスとサッシの間にクッション材がなく、
ちょっとした衝撃でも割れやすく非常に危険です。
今回はガラス内側が凸凹している型板ガラスのために外貼りとなりましたが、
久々に太陽がさんさんと降り注ぐ真夏の屋上での作業となりました。