鎌倉市内にあります私立小学校様にて、
10数年ほど前の大規模改修時に納入いたしました上下黒板の調整を行いました。
内部の基本構造(写真)はいたってシンプルです。
黒板そのもの自重とスプリングにより引き上げる力とのバランスにより、
少ない労力で上げ下げを行える仕組みになっています。
今回はスプリングそのもののへたりはほとんどなく、
内部のワイヤーを交換することにより低下していた作動性を改善しました。
内部の状況からこちらの学校様ではかなり丁寧に、
黒板を使用されている様子がわかります。
黒板本体の取り付け取り外しは上下数か所にある金具に対し、
ビスを使用する比較的簡単な作業なのですが、
機械のメンテナンスともなると微妙な調整や、
多伎にわたる状況対応が必要となりますのでやはり内部機器に精通した、
専門の職人が必要となってまいります。